紙のポスターはもう古い!デジタルサイネージが普及

デジタルサイネージという言葉をご存知でしょうか?液晶画面に内容を表示する看板や掲示板のことを言いますが、紙媒体のポスターや掲示物に取って代わる形で急速に市場拡大をしています。

ひと昔前までの液晶は数センチの厚みが必要でしたが、技術革新が行われたことで1センチ、あるいは数ミリの厚みがあればディスプレイに映像を表示できるようになりました。
これによって重さも少なくなり、ポスターを壁に貼るように液晶画面を利用することができるようになったのです。
これにデジタルサイネージならではの映像効果も付け加えられ、普及が進みました。
現在では曲面に映像を映したり、プロジェクションマッピングの技術を用いて立体的な視覚効果を狙ったものまで出てきています。

また、実用性の面でもデジタルサイネージは利用価値が高いと言えます。
紙媒体では当然のことながら一枚で一つのものしか表示することが出来ませんが、映像であることから、同じ広告内容でも複数のバージョンを表示させたり、日時を変えることが容易にできます。
端末自体にネット接続を行う機能が搭載されていますので、ネットワーク配信の形をとることで、例えば日本全国に設置されている広告を瞬時に入れ替えることも可能になります。
いずれ剥がさなければならないという紙媒体の根本的なデメリットを解決するソリューションとなるのです。

それでもまだ設備自体にコストがかかる部分がありますが、電車などでも広告のデジタルサイネージが導入されてきました。
ドアの上のところなどに広告や動画を表示する液晶が取り付けられています。
電車の中は動画を十分に見て貰える場所であり、広告効果の高さがうかがえます。
今後さらに普及が進めば、現在の中吊り広告もデジタルサイネージに取って代わる時代が来るのではないでしょうか?広告を交換する人件費や、印刷代の削減を考えれば、費用の面でも魅力あるものになるはずです。

表示する内容を変えられることは大きな可能性があります。
例えば案内看板では、見る人の要求に応じた内容を表示させることができます。
地図を設置する場合でも、行きたい場所の名前をタッチパネルで入力すれば大きな画面に映し出すことが出来ますし、広告であればその場で購入の手続きをして貰うことも理論上は可能になります。
広告を見て家に帰ってから手続きをするという当たり前の流れも変わってくるかもしれません。
デジタルサイネージには、既存の印刷の常識を変える可能性がまだ沢山残されています。